OSJB株価はなぜ上がらないのか

OSJB株価は2012年の仕手化した大相場を形成して以来、仕手化相場の後処理が続いている形の価格形成をしています。
現在の株価水準は仕手相場の反動から整理局面入りしており、信用買い残の調整が行われている格好となっています。
ファンダメンタルからみたOSJB株価は橋梁の大手日本橋梁の業績が振るわない事が原因で業績の大きな回復が見込めないものと考えられるうえ、PERやPBRのバリュエーションから見ても割高感がある状態です。
これらが、OSJB株価が上がらない原因とみられます。
日本橋梁は歴史的に仕手的な動きをする銘柄の一つですが、仕手株の大きな特徴として大相場を形成してしまうと、その後は長い期間の調整局面を余儀なくされる事から全体相場が上昇しても、この銘柄が上がらないという状態になってしまいます。
そのため、現在のOSJB株価はあくまでテクニカル的に上下を繰り返している相場形成が行われているものと考えられ、一般の銘柄とは相場の方向性が一致してこないという状態に放置されてしまいます。
このような銘柄が一般の銘柄と同様の動きに回帰するには、ファンダメンタルズの改善が絶対的な必要条件となるのですが、この銘柄に関しては橋梁事業が大きく回復すると考えにくい事から、下値を固めるような低迷状態を続ける事になるとみられます。
上がらない理由が払しょくできて、更なる相場へ発展するにはまだまだ時間が必要であると見られます。
短期的に急騰するような大相場を形成してしまった仕手株は、その後の低迷期間が長期間に及んでしまうため、高値掴みになってしまうと長期間の塩漬けを余儀なくされることとなります。
上昇の背景となる理由が無い銘柄は注意しなければなりません。